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小松島コース
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「阿波の狸合戦」の六右衛門狸と戦った、著名な『金長狸』である。報恩感謝（ほうおんかんしゃ）の念の厚いことは周知のとおり。金長が臨終の際「死して霊魂は長くお家を守らん』の一言は、今も千金の重みを伝えている。弘化5年・正一位を授けられた。商売繁盛、開運をもたらすとして昭和31年に現地に勧請建立(かんじょうこんりゅう）された。
御利益
・商売 ・開運
阿波の狸物語 金長と鹿の子
六右衛門は四国の総帥（そうすい）として津田山の穴観音に鎮座する著名な狸。小松島の金長は正一位を受けるために総大将の六右衛門に弟子入りをした。六右衛門は、金長の才能を見込んで、娘「鹿の子」の婿(むこ）養子にと考えたが、金長は育ててくれた紺屋大和屋・茂右衛門の恩義を思い出し辞退した。
金長に反逆心があると考えた六右衛門は、大勢の追っ手を差し向けた。津田穴観音から脱出する時、金長の補佐役である大鷹は、金長の身代わりとなって、戦死。命からがら小松島にたどり着いた金長は、仇討ちのため仲間の狸たちを呼び集めた。後に「阿波の狸合戦」と呼ばれる一大決戦の幕開けである。![]()
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MAP 正一位金長大明神
小松島市中田町脇谷
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日の峰神社境内社として鎮座。昭和14年、新興キネマが金長をテーマにして「阿波の狸合戦」の映画を制作上映したところ名声を博したので、当時の俳優たちが寄進（きしん）して創建された。伴淳三郎、清川虹子もお参りに来た。
御利益
・芸能 ・商売 ・入試 ・交通
MAP 金長神社本宮
小松島市中田町東山
日の峰山、旧登山口 -
徳島市の東南端、旧国道55号線沿いの千代ヶ丸山の水口邸横に鎮座している。大鷹は金長の補佐役で、のちに六右衛門に夜襲をうけた金長の身代わりとなって、戦死した。その時の両軍の無名戦士（よろず狸大明神）たちと共に葬られている。忠臣・大鷹の活躍が目に浮かぶ。
御利益
・交通
MAP 大鷹大明神、よろず狸大明神
徳島市大原町千代ヶ丸山
イタリア料理店裏の民家脇 -
児安小学校の西南200m左に入った畑の中に鎮座している。田左衛門狸は、北辰一刀流の皆伝を持っていたといわれ、阿波南方の総帥（そうすい）として、阿波の狸合戦では金長方の軍師を勤め勝利に導いた。
御利益
・商売 ・入試 ・交通
MAP 田左衛門大明神
小松島市田浦町
高速道路高架脇 -
父、大鷹は金長の身代わりとなって戦死した。息子の小鷹・熊鷹兄弟は、阿波の狸合戦で晴れて父の仇(かたき）を討った。小鷹は二代目金長となって、小松島に善政を施したという。
御利益
・農家の守護 ・漁家を守護 ・厄除 ・交通
MAP 大鷹大明神、小鷹大明神、熊鷹大明神
小松島市日開野町
藤樹寺内 -
子供好きでよく川遊びをしたという。隣地に小松島小学校ができたのも機縁（きえん）であろう。神田瀬川や農業用水が流れる中、子供を水難事故から守っている。
御利益
・子供を水難事故から守る ・入試 ・交通
MAP 神子の藪大明神
小松島市神田瀬町
神代橋南詰め、小松島小学校の裏
