よく人を化かして、土産の料理を横取りして食べたといわれ、いろいろといたずらをしたという。商売繁盛に霊験あらたかといわれている。

御利益

・商売

MAP　大岩大明神おおいわだいみょうじん

徳島市伊賀町1
八幡神社境内

大明神になる前の「ほうろく狸」は、いろいろと人にいたずらをする困り者であったという。この狸が「ほうろく」という名になったのは、頭の格好がほうろくずきんをかぶったようであったからだ。その後、大明神にまつられて満足したのか、ほうろく狸はいたずらをせず隆盛をもたらすようになった。

御利益

・諸願　・交通

MAP　ほうろく大明神だいみょうじん

徳島市伊賀町1
八幡神社境内

戦前まで富田町の按摩小路に鎮座していた。誠心誠意で祈願すれば、歯痛が治るといわれている。子供の成長や勉強の意欲増進にも霊験があるという。

御利益

・歯痛　・子供の成長　・勉強増進

MAP　八兵衛大明神はちべえだいみょうじん

徳島市伊賀町1
八幡神社境内

江戸時代から新町商店街に住み、丸新百貨店屋上に祠があった時期もあった。西の侍大将として勇名をはせたが、その後は商売に熱心で、余暇には芸事に励み、粋人として名をあげた。商売繁盛の他、特に入学試験など子供の願いごとを聞き届けてくれることで有名である。

御利益

・入試　・商売

MAP　六兵衛大明神ろくべえだいみょうじん

徳島市伊賀町1
八幡神社境内

戦前までは秋田町の信富座の裏の池のほとり、柳の大木の根元にまつられていたが焼失した為、今の場所に移された。芝居が好きで、夜に1人舞台で芝居のマネをしていたという。また、役者に乗り移ったともいわれている。

御利益

・商売（特に人気商売）

MAP　お芳大明神よしだいみょうじん

徳島市栄町1
コンパビルの裏

流行病退散に霊験があるという。傷寒とは今の腸チフスのこと。子供が病気にかからぬよう「わら人形」を作り、川に流して祈願したのが傷寒坊流しである。

御利益

・諸願　・流行病退散

MAP　傷寒坊大明神しょうかんぼうだいみょうじん

徳島市鷹匠町2
コオリ接骨院の前

もとはここに溝があったのを埋め、祠も取り除いたところ、町内の子供に病が続いた。祠を建ててまつると、たちまちに治ったという。災難除けや商売繁盛に霊験あらたかといわれている。

御利益

・病気　・災難　・商売

MAP　お八重大明神やえだいみょうじん

徳島市大道2（中央通り）

勢見の金比羅さんの境内、石段をのぼりつめた左手側に鎮座している。諸願成就、特に失物はすぐに見付かるといわれ、お礼におしろいや赤ちょうちん、油揚げなどが奉納されている。

御利益

・諸願　・失物　・商売

MAP　お四よっつ大明神だいみょうじん、お六むっつ大明神だいみょうじん

徳島市勢見町1
勢見の金比羅神社境内

城南高校前の無縁寺の墓地に鎮座。オッパショというのは阿波の方言で、背中におんぶしてくれということ。昔、夕暮れ時に相撲取りが通りかかり、例によっておんぶをせがまれ、背負ったところ、次第に重くなって歩けなくなり、地面に放り投げた。すると、大きな音がしてお墓が真二つに割れていた。墓をおんぶさせられていたのだ。

MAP　オッパショ大明神だいみょうじん

徳島市城南町1
三叉路、無縁墓地内

明神町の大麻比古神社（弥吉明神）の左手裏、楠の大木の根元に鎮座している。現在のコンクリート社殿は、徳島市内の建設会社が家運の隆盛（りゅうせい）を祈願してかない、そのお礼にと建立したものである。

御利益

・諸願　・家運

MAP　楠大明神くすのきだいみょうじん

徳島市明神町6
大麻比古神社境内

むかしから富田の弥吉さんとして知られた明神町の大麻比古神社。荘厳（そうごん）なる神域の一隅、本殿の右裏に九郎兵衛大明神と並んで鎮座している。お供え物は油揚げなど。

御利益

・諸願　・入学　・交通　・家内　・子供の成長　・無病息災

MAP　伊助大明神いすけだいみょうじん

徳島市明神町6
大麻比古神社境内

もとは富田江古（南昭和町）の森本家に、屋敷を守るとしてまつられていた。戦災で森本家の身代わりとなって祠は焼けたが、母屋（おもや）は町内で唯一焼け残った。森本家は大阪に転住したので、大麻比古神社本殿の右裏に移された。

御利益

・火災　・盗難

MAP　九郎兵衛大明神くろうべえだいみょうじん

徳島市明神町6
大麻比古神社境内