
テキサス銃乱射事件 突入遅れに「間違った判断だった」
アメリカ・テキサス州の小学校で児童ら21人が死亡した銃乱射事件で、突入までおよそ1時間かかったことについて地元警察は27日、「間違った判断だった」と認めました。 テキサス州ユバルディの小学校で男が銃を乱射し21人が死亡した事件では、教室にいた児童らから救助を求める通報が相次いでいたことがわかりました。突入の数十分前には児童8人から9人の生存が確認されていたということです。 地元警察は突入が遅れた理由について、男が立てこもっていた教室に脅威が差し迫った子どもはすでにいないと思ったと説明しました。 テキサス州地元警察「間違った判断だった。弁解の余地はありません」 一方、同じテキサス州では27日、銃規制に反対する共和党の有力な支持基盤、「全米ライフル協会」の総会が開かれました。 トランプ前大統領「全米ライフル協会は我々の権利や自由、家族法執行官そしてアメリカ人としての神聖な自由を守るために、強く堂々とあり続けてきました」 会場の外では数千人が集まり、総会の開催に抗議の声を上げました。 デモ参加者「子どもにかくれ方、逃げ方、戦い方の訓練を受けさせるような世界で子育てなんてできません」 バイデン大統領は29日に事件があった町を訪れ、遺族と面会する予定です。
東京 2022.05.28 08:05